3月ですね。
やっと確定申告書類がそろったぞと思ったら雨。
駐車場混むから自転車で行きたかったのに・・・雨かぁ。


先日のモラハラを受けた友人の続編です。
離婚って、「別れましょうそうしましょう」じゃ
まとまんないんですよね。 

子供は?養育費は?
財産は(家とか車とか)? 

などなど。
というか主に「子供」と「財産」だけなんですけど。

当事者や親がでてきて話し合うことになりますが
なかなか、すんなりまとまったという話を聞いたことがありません。。。

かといって弁護士に相談するとお金が心配・・・
そんなときに助かるのが市の法律相談窓口です。


■1案件につき相談は1回まで(30分)、要予約
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予約方法はそれぞれ、前回まとめた通り。電話か窓口にて。
1案件につき原則1回のみ。利用できるのは厚木市在住の人だけです。
他の自治体にも窓口があると思うので、気になる人は調べてみてくださいね。


■30分の相談時間を無駄なく使うための準備

30分?短い!!
と思うかもしれません。
「こういう経緯からこういうことになって・・・」なんて
説明していたら、それだけで20分くらい経っちゃいますよね。
また、子供がいっしょの場合、あんまり聞かせたくない話も出てくるかも。

今回、私はひとつだけ準備をしていきました。
それはこれまでの経緯や家族構成、
質問内容をまとめたレジュメを作ったこと。

これがあればお互い、めっちゃスムーズ。
子供の前で延々話をしないで済むのもいいです。

概要をまとめるポイントは、事実のみを書いていくこと。
「こんなひどかったけど、彼も大変だったと思うんだよね。。。」みたいな
主観を混ぜるとややこしくなるので、そこは無情にカット。

いつ何があって、誰が何をしたか。
いつ・誰が、というのもポイントです。

・主語をはっきりと(誰が・誰に)
・感傷は省いて事実のみを、まとめる。

この2点を意識して、箇条書きでもいいので書いていくとわかりやすい。
質問も書いておけば「何を聞きたいんだっけ?」とならないで済みます。

質問含め、A4用紙1枚程度にしましたが
おかげで余裕の30分でした。


■相談は「結果」ではない
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あくまでも、できるのは「相談」です。
弁護士の方がいろいろ教えてくれたり、アドバイスをしてくれますが
それを次に進めるのは自分でやらねばなりません。

今回、「こういう主張ができる」
「法テラスを利用すれば弁護士費用が抑えられる」 といった
具体的なアドバイスをいろいろもらいました。が。

友人はけっきょく、何もしませんでした。

不利な状態(一方的過ぎてそもそも話し合いになってない)で
準備も対策もとらず、終始不利なまま、責められて終わりました。。。

法律って、ルールでありツールなんですよね。
使わない限り、使えない。
使うかどうかは本人の選択になります。

「法律相談なんて行っても、その場で解決するわけじゃないんでしょ?」
って思うなら、行っても仕方ないかも。

第三者、客観的に、法的立場からみて
何が正しいのか・何がおかしいのか。

特に、マイルールで生きる理不尽な人ってあんがい強いので、
ほんとに対決するなら使っていいと思うんだけどなー。法律。

ただ、理不尽な人ほど、相手が法律を持ち出すと攻撃的になるので
「こういうの、本当は法的にアウトなんだよ・・・」とか
ボソッと言うだけなら黙っていたほうがいいです。
使うならちゃんと使わないと。


ま、法律相談ってサービス自体は知ってて損はないので
必要な時に利用してみたらいいと思います。



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